流通大手のイオンは、プライベートブランドの飲料水で「カビのような臭いがする」との声があったとして、86万本余りを自主回収します。
自主回収の対象となるのは、2月27日から今月1日までに首都圏、東海、近畿地方で販売されたトップバリュの「ベストプライス 国内で採水した天然水」です。
86万1552本が出荷され、イオンが展開する小型スーパー「まいばすけっと」などで販売されていました。
複数の客から「カビのような臭いがする」との指摘があり、調べたところ、キャップの外側部分に何らかの臭いを確認したということです。
ただ、簡易の検査では細菌は検出されなかったとしています。
イオンは臭いの原因を調べるとともに、商品が手元にある客には購入した店舗などに連絡するよう呼び掛けています。